Oct 15, 2008
祝!ご襲名 五代目 桂 米團治!! @アミュー立川(東京都立川市)
ポスト @ 23:44:42 | 落語・寄席
自己管理
ポスト @ 15:00:04 | オトナ・バレエのお稽古
朝、バレエのお稽古へ。
ゴカゾクが、現在、怒濤のお仕事ラッシュで、昨日、結局、朝方まで、ご飯につきあってました。
ので、睡眠不足で、起きて、着替えて、鍵締めて、稽古場、みたいな。
「おはようございまーす!!」と、入ると、
先生が「声が、いつもと違うー。どうしたの?」と。
(まぁ、寝起きなんですが。もしかしたら、しゃべり過ぎかもしれません)
フリーランスになってから、余計に、自分の身体に、非常に敏感になりました。
声も、体調によって、出方が全然ちがう。
朝、本番前には、出方をチェックして、今日は、背中が固いとか、
伸びが悪いとか、
だから、ちょっとお腹で支えようとか、肩落とそう、とか、
体調によって、微調整する。
ミキサーさんも、ロウを切ったりと機械でちゃんと作ってくれる。
そして、チームで働く場合、モノを創っていく場合、
周囲のメンバーに対しても、気を配る。
今日の調子は、どうだろう。
それによって、投げるボールを変えたり、ペースを整えたり、
ちょっかいだしたり。
身体と、気持ちのコンディションで、反射も、反応も、変わる。
特に、演者(そこそこキャリアのある)としては、
チームの空気感にも気を配る。
懐かしい感じ。
新人の頃は、そう触られるのが、いやだったけど、
演者として、自分の身体、気持ちのメンテナンスをするのは、当たり前。
表方として、チームの空気感に気を配るのも、当たり前。
オトナ・バレエのお稽古で、表方としての空気感に、ちょびっと触れられるのが、またいい。
ってか、そろそろ、現場に完全復帰したいなー。
バレエのお稽古が終わって、あわてて、立川へ向かう。
今日は、今一番大好きな、桂 米團治師匠の、襲名披露公演なのです。
10月4日の、京都・南座から始まって、
恐ろしく長く続く、全国ロード公演。
必死のパッチで、五代目・関東初上陸の立川と、
なんといっても、関東はここ!!華!!ですよ、華。
新橋演舞場の2公演を、押さえました。
まずは、、、桂 ちょうばくんの「時うどん」 ワタシが、KBS京都時代、「はまぐり御門寄席」のプロデューサーから、教えてもらって、いっちばん初めに知った、お噺。
東京では、「時そば」なんかな。
で、二番手、桂 吉弥さんの「ちりとてちん」
東京の寄席や、ユルヤカな会のときは、このお噺をかけはる事が多いですね。
米朝一門ファンで、(あの、薬局さんの、ご招待落語会のときも含め)
結構、こっちで観る事が多いので、また別のネタにも、期待・大!!です。
そして、柳家花緑さん、「初天神」
東京歴が短い、ばりばりの上方っ子らしく、ワタクシ、なんとのう、江戸落語は、苦手なんですが、
おもしろかった!!
お噺自体も、好きなネタやし、あんなあほかしこな子供がほしい(笑)
でも、花緑さんって、京都の京阪の駅の石屋さんの広告かなんかに載ってるイメージが強くって、なんか、観れて、嬉しかったです(笑)。
桂 ざこばさん。ああ、懐かしの「痛快!!エッブリディ」!!
そして、いよいよ、口上ですよ!!
吉弥さん、ざこばさん、米朝師匠、五代目米團治師匠、鶴瓶さん、花緑さん
坂田藤十郎さんからの、あれ、なんていううんですかね、いわゆる選挙のためがきみたいな、熨斗目のきれいな幕(すんません)の前に、ずらーっとならばはって、ほんまに、丁々発止、大爆笑の口上でした。
米朝師匠も、お噂を伺ってるよりは、かなりお元気で。
五代目、ほんと、いろんな方に、愛されていらっしゃるんだなー、と、すてきな口上でした。
鶴瓶さんの、おかん話、
そして、五代目!!
待ってました!!
「親子茶屋」。
米團治といえば!!のネタだそうで、噺と師匠の個性がぴったり合ってる感がして、さすが、生のお茶屋の空気を知り尽くした方。
やっぱり、襲名って、いいねー。
こんな一大事は、上方落語界に、そうはないでしょう。
うわー、見に行けて、よかった!!(はぁと)