吉見由香 公式サイト

大きな地震の被害、報道をみるにつれ、言葉にならない思いです。

私は地震当時、大阪でテレビの収録中でした。
八階のスタジオで、大きく揺れ、とてもとても長い揺れでした。

前日まで、観光を楽しんでいた和歌山県那智勝浦は、避難勧告。
電車も止まっていました。

私自身と震度５強を観測した東京にいた家族は被害に遭わなかったのですが、
安全面もあり、また、交通手段も断たれていたため、金曜夜に帰京するつもりが取りやめ。

翌土日にお仕事が入っていなかったので、いったん実家に戻り、
土曜日に、新幹線で帰ってきました。

被災されたみなさんに、心からお見舞い申し上げます。


ネットの書き込み等、見ていると、ボランティアに関していろんなデマが流れています。

実際、私の所にも、デマメールが二本流れてきました。


今、できる事は、祈るしかないでしょう。
何か個人で送ったり、自身が被災地に入るなんて、もってのほか。

自分がしたい事と、相手が望む事は、必ずしも一致しないのです。

モノを送るなら、お金を送りましょう。

避難情報は、テレビを始め、メディアが伝えます。


私も、史上最大に気をつけて、「ヤシマ作戦」に参加しております。

正直、いろんな混乱が東京もあり、不安ではありますが、 がんばらなければ。

パニックの心情が、冷静な判断に一番、敵ですから。

今日、東急東横線の車内アナウンスで、
「大変ですが、今が一番がんばり時です。がんばりましょう」とあったようです。
涙が出そうになります。
特に、知らない人ばっかりの東京で、友人からのメールは本当に励まされます。

心寄せて下さった皆さん、ありがとう。

そして、
自衛隊、警察、消防、消防団、世界各国からの支援隊、救助犬、
メディアの皆さん、

政府、枝野官房長官、

とにかく、がんばって下さい。

ニッポンに光を。