Apr 07, 2006

ライブ! Luz fonte @梅田 シャングリラ

ポスト @ 23:20:42 | ライブ

今、関西のインディーズシーンにおいて、これほどまでに空気を変えられる力をもったアーティストは、彼をおいて、他にいるだろうか。

梅田 シャングリラで行われた、久々の大阪ワンマン。本人的にも、かなり気合が入っていた様子。客層を意識してか、8時という遅めの時間に始まるが、男性客の多さに、正直、びっくり。

今回はフルバンド編成。チームワークが良さそうな、すてきな仲間に囲まれて(個人的に三井さんのGが大好きです)、今回も、るーふぉん独特の「遊ばせ感」満載。自分自身が楽しんでいる プラス みんなと一緒に遊んでやろう、結構アレンジも色々で、ずこーんと盛り上げよう、そんな気持ちが、そこかしこに見られた。もちろん、地元・鶴橋で鍛え上げられた、なにわのおばちゃん風トークも、やっぱり、いい。

オープニング?「青の翼」、「Ride on」へ。ピアノ弾き語りから、後半、連打のパーティーチューン。飽きさせない流れはさすが!!

弾き語りで見せた中島みゆきの「誕生」。るーふぉん自身一番好きな曲で、しかも、今回がステージ初演奏。「welcome」受け入れられる、歓迎してもらえる、認めてもらえる。この言葉の持つ、温かみに、彼の歌声で、初めて気がついた。

弾き語りでの繊細さ、フルバンドの厚みにも負けない底力。 彼の歌は、全てが賛美歌のような広がりを感じさせる。でも、その豊かさは、彼の音楽が blackや、jazz、soulなどを良質の音楽をたっぷり吸収してきたから、だけでは語れない、彼自身の懐の深さによるものではないだろうか。

“君に微笑が舞い降りますように”(「one more kiss」) ,ライブ会場は、るーふぉんの破顔一笑的なBig smileにつられて笑顔満開。HAPPY という言葉を体現したような空間だった。

完成度がめちゃめちゃ高かった、大阪ワンマン。熟したエネルギーを感じたのは、私だけではないだろう。「歌のちから」。彼の持つ、温かく、力強いパワーが、より多くの人に届く日も、そう遠くはないだろう。

(声がでない非常事態を抱えて行った、今回のライブ。スタッフ各位に、行くのはいいけど、絶対、歌わんといてくださいよ、と釘をさされていた。ごめん。歌っちゃった。歌わされちゃった。あんなステージ見せられたらねえ。。。)

ステージ終了直後 会心のbig smile! お疲れのところ、ありがとう!いいステージでした。