Feb 12, 2011

映画「フード・インク」(FOOD,INC.)

ポスト @ 23:35:07 | 映画コメント

久々に、えーがを見てきました。

「食の社会見学、ごはんがあぶない」ってコピーで、
アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作、です。

正直、大阪出張のお疲れと、館内があったかかったので、一瞬脳がお休みしてしまいましたが、

なるほどー、と思える作品。

とはいっても、「美味しんぼ」の読者としては、これは、常識なんですな。

でも、オーガニックな、手をかけた食料は、正直、高い。
この不景気なご時世に、シュフとしては、悩みところではありますが、
ワタシは、どうしても譲れない品だけは、「良いもの」を買うようにしています。
例えば、鶏肉とか卵とか。
でも、東京にきてから驚いた事のひとつに、お野菜が、国内産のが多い事。
いろんな問題が浮上する中で、できれば、国内の輸送時間が少ないものを選びたい、近所の昔ながらの八百屋さんとか、形は不揃いでも、お味はいいのよねー。

すぐしなびちゃうのもあるけど、自然です。

そうそう、某お高級ホテルの仕事をした時、切り出しのシェフさん(カービングですな)が横にいらっしゃって、雑談を色々してました。

「いやー、僕もコンビニ弁当とか、ジャンクフード、ファーストフード、食べますよ。でも、野菜だけは気をつけるようにしてます。生野菜、サラダ、なんであんなに萎びないのか」って、仰ってました。

普段から、野菜を扱ってらっしゃりからこそのリアルなご意見で、「ふむふむ」と思ったものです。

正直、今、「良いもの」を求めて、それオンリーで生活しようとしたら、お金がいくらあってもたりません。

でも、自分は、ここのラインは守るってのを持ちたいな、と思う訳です。
シュフとしては。

今日は、何を食べようかなー。

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