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ライブ!「ザ アウトロウズ」@十三 ファンダンゴ

出てきたとたん、びっくり!音源を聞いてるだけでは、もっと、オトコ臭ぁーくて、髪型なんて坊主で、体もでかくて、なんだか近寄りがたい雰囲気のお方たちなのかしら、、、なーんて、勝手に思っちゃってました。
結構「しゅっと」した雰囲気に、いい意味で拍子ぬけ〜。

いきなり、2曲目からハイトップ。走る走る。若干、お客もオトナしめな感じでしたが、気にしません、ノセていきます、あおっていきます、の疾走感。
「みんなの唄」では、お客にダイブ!肩車付き。あぁ、騒ぎたい。

彼ら系の音楽だと、ともすれば、おせっかいだったり、野暮ったかったりしがちですが、そんな感じは全くなく、自分の辛さとか、哀しい気持ちを肯定した上で、前進できる、背中を押してくれる、
一本筋が通った、音楽なのです。適度な爽やか感と泥臭さ感が、絶妙のバランスを保ってます。

今回は、あの「ワタナベイビー」がゲスト。以前ワタナベイビーのライブで、アウトロウズがバックを演ったそうで。ワタナベイビーの、いい感じのおっさん感(ファンの皆様、ごめんなさい)とあの歌声、かまってあげたくなります。ほっとけないです。

 こうやって、友情と尊敬で結ばれた関係は、いい。おとこの友情を感じます。私なんて、同性同業者って、ちょっと構えてしまうのに、ミュージシャン同士って、音聞いて、すぐ、結ばれちゃう。連係って、いいねえ。

 今日のステージ最後のMC。
彼らの想いが、いっぱい詰まった、MC。
あの日夢見た未来、今夢見てる未来を、少しづつ、
歩いて行こうね、お互い。

でも、アウトロウズのライブ。
大騒ぎしたぁぁぁぁぁい!!!

(写真は、今日はありません。今度、日記用に、写真撮らせてねー)

いらっしゃーい!! 青春の友

 今日は、学生時代に一緒に ネパールに行った有人が福岡から 来阪。彼の奥さんにも仲良くしてもらって、社会人になってからの方が仲のいい、大切なお友達。しかも、福岡好きな私。両家ご両親より多い、二人のおうち宿泊記録を、持っています。

 殺人的スケジュールの今週。たまたま空いてる時間に来てくれるとは なんて相性いいの!洗濯はまた来週やっちゃうぅ。

 学生時代の友人は ほんとにサイコー。特にネパールなんてただの旅行じゃなかったし、究極の環境での団体行動。使う言葉は英語。疲れる〜。けんかもするし、モンクも出る。そんな時間を一緒にすごした仲間は、貴重です。

 私も「えぇい、今日は、酔っ払っちゃえ〜」と、思える数少ない友人。(だって、酔っ払うって、お酒の量じゃなく。気の張り具合でしょ?おエライサンと行ってると新地に転職しようかなー、と、思うくらい頑張ります。たばこはつけませんが。売れっ妓、目指します。)

ビールたくさんと、両親の故郷のお酒・黒糖焼酎たっぷり飲んで、いい時間を過ごしました。

明日、花月見て帰福だそうです。朝九時から、芸人さんはどんなテンションで舞台やるんでしょうか。乞、報告。

そして、千鳥足で 家路へ向かう私の耳に聞こえてきたのは、、、

なんと、梅田の路上で「Melting soul」(メルテイング ソウル) がストリートライブをやっていたのだ!

私が歩いているときに ポッドキャスティングでかけた曲のサビだなんて、なんと 運のいい偶然。しっかり観てきちゃいました。ただのいち酔っ払いから、しゃべり手に、突然、へーんしん。ご陽気な外国人さんのちゃちゃ入れにも負けず、しっかり頑張ってましたよ。

ライブ! Luz fonte @梅田 シャングリラ

今、関西のインディーズシーンにおいて、これほどまでに空気を変えられる力をもったアーティストは、彼をおいて、他にいるだろうか。

梅田 シャングリラで行われた、久々の大阪ワンマン。本人的にも、かなり気合が入っていた様子。客層を意識してか、8時という遅めの時間に始まるが、男性客の多さに、正直、びっくり。

今回はフルバンド編成。チームワークが良さそうな、すてきな仲間に囲まれて(個人的に三井さんのGが大好きです)、今回も、るーふぉん独特の「遊ばせ感」満載。自分自身が楽しんでいる プラス みんなと一緒に遊んでやろう、結構アレンジも色々で、ずこーんと盛り上げよう、そんな気持ちが、そこかしこに見られた。もちろん、地元・鶴橋で鍛え上げられた、なにわのおばちゃん風トークも、やっぱり、いい。

オープニング〜「青の翼」、「Ride on」へ。ピアノ弾き語りから、後半、連打のパーティーチューン。飽きさせない流れはさすが!!

弾き語りで見せた中島みゆきの「誕生」。るーふぉん自身一番好きな曲で、しかも、今回がステージ初演奏。「welcome」受け入れられる、歓迎してもらえる、認めてもらえる。この言葉の持つ、温かみに、彼の歌声で、初めて気がついた。

弾き語りでの繊細さ、フルバンドの厚みにも負けない底力。
彼の歌は、全てが賛美歌のような広がりを感じさせる。でも、その豊かさは、彼の音楽が blackや、jazz、soulなどを良質の音楽をたっぷり吸収してきたから、だけでは語れない、彼自身の懐の深さによるものではないだろうか。

“君に微笑が舞い降りますように”(「one more kiss」)
,ライブ会場は、るーふぉんの破顔一笑的なBig smileにつられて笑顔満開。HAPPY という言葉を体現したような空間だった。

完成度がめちゃめちゃ高かった、大阪ワンマン。熟したエネルギーを感じたのは、私だけではないだろう。「歌のちから」。彼の持つ、温かく、力強いパワーが、より多くの人に届く日も、そう遠くはないだろう。

(声がでない非常事態を抱えて行った、今回のライブ。スタッフ各位に、行くのはいいけど、絶対、歌わんといてくださいよ、と釘をさされていた。ごめん。歌っちゃった。歌わされちゃった。あんなステージ見せられたらねえ。。。)

ステージ終了直後 会心のbig smile!
お疲れのところ、ありがとう!いいステージでした。


映画「花よりも なほ」

終わった瞬間、「うわー」と感嘆の声が漏れそうで、思わず、胸を押さえた。

この試写状が届いたとき、封を開ける手が震えた。
あの是枝裕和監督の最新作。しかも、時代劇。
わたしにとって、是枝監督とは、「ワンダフルライフ」の尊敬の氏である。(この作品を見るたんびに違った【映画】を描く自分がいて、見終わって、しばらく話せなくなる。生涯のベスト映画、すでに確定)

 正直、そんなくらいの情報しか入れて行かなかった。だって、あの是枝さんだもの、悪くなる訳がないと。

 ファーストシーンで、目を奪われた。
スクリーンに広がる「絵」のなんともいえない量感・質感。
舞台挨拶で監督ご自身がおっしゃっていたが、美術さんに、すごい人が入っているらしい。
日本映画界の至宝といえる、伝説のスタッフ。
いやらしくない重み感がある。

 主演・岡田准一。
失礼ながら、岡田君といえば「学校へ行こう」でしか馴染みがなかった。
こんなにすごい役者さんだったんだ。
指、視線、背中。ちいさな部分からも、宗左の濃やかな感情がリアルに伝わってくる。
何よりも、眉間にしわを寄せた端麗な表情。
こんなに、華、そして色気のある男を、見た事がない。

 ニッポンの陽は美しい。
この作品の中に写しとられた、光と影。
ぼろ長屋の中の暗さ。
間接的な明かり。
まさに、陰翳礼賛。

その時代のニッポン人を、これほどまでリアルに描いた映画があっただろうか。
きっと、落語などの古典芸能に見られるように、「長屋」の人々は、ある程度、おおらかで、コミカルで、スットンキョウだったんだろう。
人間味。いつの時代も変わらない、本質の部分。

「ダ・ビンチ コード」を、ニッポン人が読んでも、1000%理解できないように、この映画は、ニッポン人ならでは、の理解・感受が存分に活かされた作品である。
あぁ、ニッポン人で良かった。

 宮沢りえの美しさは言うに及ばず。
衣装やセット、細部まで、監督の美意識がいきわたった作品であろうが、宮沢りえの襟元のあわせ具合が、これ以上なく、美しい。
武士の後家らしく、慎ましやかながらも華やかで、人格全てを表したような、あわせだった。

 受け継いでいくこと。親から子へ。師匠から弟子へ。
バトンを渡すように、小さな明かりを継ぐキャンドルリレーのように、人と人とがつながる事の意味を、深く心に訴えかける時間であった。

 宝物のような映画。
スタンディングオベーションで、応えたい作品だ。

今日もロケ

今週は、ほんとに忙しい。
今日も生放送終わりで、ロケ。市が独自に行った学力調査について、
教育委員会に、お話を伺う。

教育に関しては、家族の職業柄、イチゴン、あります。
確かに、社会の状況が多様化して、保護者もさまざま。
でも、あえて言うなら、、、
教員養成に関して、国は、再考すべきではないだろうか。
大きな自治体では、高校生からの教員養成の講座を設けるところのあるようだ。しかし、広い世界を見て、子ども達をしっかり導ける先生が、もっともっとふえてほしい。
高校の恩師が、(自虐的に)、「僕らは、学校出て、また、学校入って、学校しか知らんねん」と、仰っていた。世界は、広くて、美しい。

「生きる力」。指導要領でも、大きくうたわれている。
なにが、生きる力なのか。何を以て生きる力を教えた、といえるのだろうか?人に誇れる、語れる何かを、持っているか。
どういう夢を、どういう理想を、持っているか。

人は人からしか学びえない。身近な人間に憧れ、そこから受ける影響は、ほんとに大きい。自分自身、小・中・高・大と、多くのすばらしい先生方に出会ってきた。
子どもと共に過ごすことは、本当に大変だろう。
でも、未来をになう子ども達と、子ども時代に係わりを持つ。
すばらしい仕事ではないか。

今にもまして、すてきな先生が、世の中に、増えることを期待した
い、、、と思いながら、わたしは、教員免許取得課程、多忙のため、今年度は、泣く泣く休学した。いつになることやら、、、早く取りたいなあ。いやいや、とらなきゃ、、、


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