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2013年2月

AKBの真相

今日、番組に遊びにきてくれたのは、なんと、今をときめくAKB48内田眞由美ちゃん!

そうです、初代じゃんけん女王です。

スタジオで、隣に座ると、
ご本人さんの色んな事を感じる事があります。〝気〟を感じる、とでというんでしょうか。

内田さんは、とにかく「心が強い」という印象。

彼女の前向きさ、ひたむきさ、力強さ。

そう、彼女のオーラというか、空気感が、「強さ」という印象でした。

正直、AKB48に対して、今まで、アイドルさん、というイメージのみ持ってました。

初期メンバーさんの苦労とか聞いていましたが。

内田さんも言っていましたけど、
あれだけ女の子(しかもお年頃の)がいると、色々あるそうです。うんうん。あるでしょー。ないことはないわな。

どうやって前にでるか。
努力だけでは、済まされない、
非常に不条理な世界。

そこで、どうやって這い上がって、認めてもらうか。

努力、涙、努力、涙、努力、涙、努力、涙、努力の連続なんだと思います。

完全に折れた心を、バラバラになった自分を、もう一度、組み立て直し、新たな自分を作っていく。

そうやって成長してきたんだな、という事を感じられました。

いやぁ、下手したら、娘っていってもいい歳なんどけど、あたしゃ、励まされましたよ。

もしかしたら、AKBファンの人達は、彼女たちのそういうところに共感しているのかもしれません。

AKBって、甲子園の高校球児を応援している心境、のようなイメージでしたが、ぁー、なんかわかる。まさに。

少しでも、AKBメンバーの持つ魅力、チカラを、リスナーさんにも感じてもらえてたらな、と思います。

ちゃんと、内田さんの伝えたかった事、伝わってたかな?

今回は、事前にフォトエッセイに目を通すチャンスがなく、申し訳なかったのですが、(今日、一気に読みましたよ!)

彼女のメッセージはとてもストレート。ぶれてない。

歌い手として、表現者として、
とても感じるところがありました。

恐るべし、AKBメンバー。

 

フォトエッセイ
「岩に染み入る〝内田さん〟の声」は新人物往来社から、1200円で発売されています。

内田さんに帰り際にかけたコトバ。「くじけそうになったら、これ、読み返します」。

皆さんも、ぜひ。

「一日の終わりに」

この曲、身体が震える。

今日は、夜から、歌唱のレッスンに行ってきました。

わがままを言って、ある曲のお稽古を先生にお願いしました。

それは「一日の終わりに」。
大好きなミュージカル、「レ•ミゼラブル」から。

映画をご覧になった方、フォンティーヌを始め、ファクトリーガールが工場で、揃いの青い衣装で、歌うあの曲です。

あれは、英語で聞いてもリズムと滑舌がむつかしいのですが、その曲が持つ難易度プラス、日本語になると、翻訳詞独特の難しさもあり、これが、ちょーーー難しい。

ほんと、歌になる以前。
初心者のわたしなんぞ、声が出来てないから余計に。

実は、この曲は、私が「表現する」って事をもう一度やりたい、と思った原点の曲なのです。

以前、宝塚の元トップスターの先生に一ヶ月だけ、歌唱を習ったことがあります。

そこで、課題とされた二曲のうちの一曲が、この曲。

初心者が歌う、歌える曲ではありませんが、全く。

音とリズムを取るのが必死(でも結局とれてない)な私に、

ピアノを弾きながら、先生は、さすが、元娘役トップスターらしい可憐な声で「もっと怒って!」「もっと!」「もっと!」と煽るのです。

楽譜に落とされた作曲家の意図に合わせて、自分の感情をコントロールする。

あ、歌って芝居なんだ、と気付いた瞬間でした。

なんていうんだろう。
「ガラスの仮面」で、北島マヤが、トキを演じて、嫌がらせで差し替えられた泥まんじゅうを食べた時の様。
(わからんよね‥この例え)

説明のつかない感情が、身体を支配するのです。

そんな経験をした曲でした。

ミュージカル「レ•ミゼラブル」は暗くて救いのない群衆劇で、
この歌は、先生によると、かなり芝居っ気の必要なナンバーらしいです。

先生も、この曲を歌うと疲れるとおっしゃっていました。

全身汗をかいて、お稽古を終わり、スタジオを出た途端、
身体が震えてきました。

さすが、の先生のお手本。

自分の内面をコントロールする、
感情の再生産。

疲れるけど、ストレスが全部なくなるかのような爽快感も。

先日、竹中直人さんが「僕のストレス解消法は、芝居です。感情を全て発散させるから」と、インタビューで答えて下さいましたが、納得。

自ら商業演劇のプロデュースもする先輩が「磨り減った感情を、芝居を観る事で蘇らせた」とおっしゃっていましたが、それと同じ感覚。

楽曲が持つパワーと、先生の渾身のお手本。

音楽の持つエネルギーにあてられ、ふらふらになりました。

この曲を歌うと、なんでもう一度、表現することをやりたいのかを再認識できるのです。

ああ、うまくなりたいな。

ひとの感情を動かせる様な歌を、歌える様になりたいな。

まぁ、本業のナレーションでも良いんだけれども、ね。

反射神経を鍛えるの巻

お楽しみというか、恥さらしというかなんというか、

今日も元気に、バレエのお稽古に行ってきました。

小雪ちらつく天候にも関わらず、結構な参加者がいて、バーレッスンが、恐怖の逆ポジション!もう慣れましたがね、、、新人さんの方が、ずっと不安ですからね、、、

バーもセンターも、以前よりは少しずつ「まし」にはなってきました。

しかし、身体の反射神経の訓練ができてない私は、いわゆる「振り移し」が、からきしダメ。

これって、もう小さいときからの訓練でしかないんだな。

しかも、走るのが速いとか、筋力が強いとか、とは訳が違う。

訓練、訓練。センス?いやいや、訓練だと思いたい。

 

日曜日、東宝ミュージカルの「屋根の上のヴァイオリン弾き」のお稽古を拝見して、ココロの底から思った事。(あ、そういえば、主役ご夫婦の市村正親さん、鳳蘭さん、TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」に出演されてましたね!聞きたかったなー。ん?もちろん、仕事中でしたー。「ミネスタ」、マウラですから。)

生まれ変わったら(本気で)ミュージカルの舞台に立とうとプランを練っているワタクシ。例えば、身体が動かない(つまり、舞踊的才能がない)ってことは、特段、踊らない舞台においても、大問題、な訳ですよ。

トークショーで、振り付けも担当されている真島茂樹さんが、吉川友ちゃんに、「あ、こーゆーやり方もあるんだな、と。ゆっくりゆっくり仕上げていって、本番に向けて高めていく」って仰ってました。真島さん、本当に優しいよね。

謝ってた友ちゃんもかわいかった。回りは、宝塚の人とかミュージカルのお姉さんばっかりだもんね。

今日のバレエクラスの先生(元プリンシパル)とか、振り付け師の真島さんとかのレベルの方って、踊れない(動けない)ニンゲンって、理解を超えてるんだろうな、って思います。

もちろん友ちゃんは、ハロプロでライブもやってるし、私のレベルと一緒にしちゃいけないんだろうけど。

 

ああ、時を巻き戻せるならば、踊りと歌唱をちゃんとやっときたい。

まあ、こののろのろレベルだと、来世でやり始めても無理だろうから、今から徳を積んで、来世に持ち越し、貯金をしておこうって訳。

でも、バレエのお稽古始めて、イベントの舞台の場当たりとか、ちょー真剣に集中できるようになりました。良きかな、良きかな。

 

「屋根の上のヴァイオリン弾き」お稽古場イベント参加

東宝 日生劇場 3月ミュージカル「屋根の上のヴォイオリン弾き」の稽古場イベントに参加させて頂く機会がありました、

取材じゃないよー。
一般参加者として応募したら、当選した。

三日間の告知で、応募総数1000人だったそうな。ラッキー。

ミュージカルは「レミゼラブル」オンリーなんだけど、(レミはほんと、特別)
ちょっとは他の作品も観ておいたほうがいいよなあ、と名作「ヴァイオリン」もチケット入手。

(最近「ラ・マンチャの男」と「シラノ」みたくらいだけど。あと、大竹さんの「ピアフ」ね。あと四季をちょろっと。)

てな訳で、ヴァイオリンに関しては、全くの予備知識なしでの参加。

明治座の森下スタジオで行われたイベント。

演者さんが、ひとりひとり、紹介と共に、稽古場に入ってこられる時、

ぱぁーっと空気が変わる!

そう。舞台役者のこの存在感!
素晴らしいよね。

この存在感が、舞台からの空気を支配するんだなぁ。うっとり。

アンサンブルとは家、宝塚出身の方の立ち居振る舞いが、抜きん出てる。良くも悪くも、と言われるタカラヅカテイスト。しかしすごいよ。舞台では、やっぱり美しいもんね。

教育が違うんだな。
心底、舞台人だ。すごい。

市村正親さん以外のキャストさん総出で、まずオープニングシーン。

うわぁ。
手の届く距離で、お稽古着の演者さんたちが、動く!歌う!

マイクなしの生歌だよ。

でもでも。
圧倒された感じではないのは確か。

いつも先生が、「ボリュームじゃないよ、響きだからね」とおっしゃってた事は、なるほど、この事か。

美しくて、豊かなんだけど、圧倒されないの。大きさではないのね。

本物に触れる事は、重要。

演出家の方が、細かいことも解説して下さって、なるほど、ふむふむ。
演技や演出の意味、意図も理解出来ました。

そして、ハイライトの結婚式のシーン。
歌唱指導の先生による「一緒に歌おう !にわかアンサンブルコーナー」。

知らない歌ですが、シンプルな歌なので(多分、楽譜見ると、とんでもなくむつかしいんだろうな。シンプルなんて、勝手に言ってろよー、て感じですが)、
一緒に、声出して参加。

「サンライズ サンセット」

あぁ。もうこれだけで楽しいよ。
ってか、涙が浮かんできて、大変。
感動した、とか、超えてる話。

なんで、学生の頃、合唱コンクールとこか、音楽の授業とか、楽しくなかったんだろう。

「歌は、訴えるだ」と、昔、取材した指揮者の方が言ってらしたけど、
まさにその通り。揺さぶるよね。

と、この2シーンを見せて頂いて、プリンシパル達による簡単なトークコーナー。

真島さんのリードで、ふんわり楽しく過ごしました。

なんだろ。
お稽古場って、もっとビビるかな、と思っていたけど、以外にそんな事なく、でもとにかく、すべてが興味ぶかく。

ミュージカルのお稽古着って?
靴は?
稽古場ピアノはどーなってんだ?とか。

目を皿の様にして、全てをガン見してました。

そーゆー意味では超貴重。
面白かった。

実は、「ヴァイオリン」、千秋楽のチケットを持ってます。

俄然、楽しみになってきた!

来世には、本気でお稽古して、あのお稽古場で、バミリの向こう側にいられます様に。

 

 

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