Dec 02, 2009

ことばの重み

ポスト @ 21:29:05 | ドラマ・テレビ

最近、テレビCMを見て、思うことがある。

「なんでこんなこと、わかんないの???」そう思うことがある。


テレビCMに関しては、大学時代のゼミの先生(内田隆三 現・東京大学大学院 総合文化学科 教授)の著書「テレビCMを読み解く」を初め、大学時代に、広告に関しての一般人としての知識は勉強した。


ACCの地方回覧の司会をしたときは、本当に嬉しかった。楽しかった。
そして、縁あって、ゴカゾクがテレビCM業界の中枢の中枢に居るので、なにかとご縁があるんだと思う。
なんだか、今になって、内田先生に感謝だ。


でも、最近(ちょっと前も含む)よくないCMが、目につく。
例えば「某通信学館 の 医療事務」
事務さんを下に見てて、不快でした。合コンって、設定も品がない。男性のプランナーなんかな。
→しばらくして、見なくなりました。全く別のアプローチの作品が。代理店かわったのかな?


「AC の オレオレ詐欺防止」
あれ、逆に、オレオレ詐欺を助長してるよね???
言いたいことはわかるけど、こり過ぎ。ACなんやからストレートに。
→しばらくして、マイナーチェンジ。大不評だったそうです。アテレコだけし直したかな?


「ヘアスプレー」
髪の毛ふわふわにしたら、いけない子なん???
→しばらくして、その部分の歌詞、変更。


「toto6」
おいおい、お客様に対して「こいつ!」とか言うなよ。
→しばらくして、ことばが変わる。

みんなが見てるCM、意外に一部分だけとか、マイナーチェンジしてることあるんですよ。

最近気になるのは「某粉屋さんのお好み焼き粉」
「やっすい贅沢感」って、言いたいことも、表現したいこともよくわかる。
でもね、映像の語感、ばかにした、下に見た響きやで、それ。
スポンサーの思惑も、プランナーの意図も、わかるし、間違ってない。
でも、ねー。監督の演出かな???

最近見てないから、どうなったんやろ。


私も若い頃、本当に注意された。
注意は今でもしてる。
どっからとられても、どっからみられても、誰にも不快に思われることのないことば。オンエアでは、それはそれは、細心の注意を払う。

でも、その中で、いかに効果的なことばを投げるか。
これが、力量でしょ。
放送人、広告人の常識。


いやはや、生意気いいました。

最近の一番のお気に入りは、「東京ガス」の一連。
妻夫木くん、ええやん!!!
さすが、沢本さんぱっっちょ!!

あとは、「キューピーのすりおろしオニオンドレッシング」かな。
優しい感じがする。今の時代に一番大切な食卓の楽しさに溢れてる。
(実際かって見たら、おいしいの。花まる。おにおにおにおん)

Trackback

No Trackbacks

Track from Your Website

http://yukayoshimi.com/contents/trackback/tb.php?id=613
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)

Comment

No Comments

Post Your Comment


*は入力必須です。E-Mailは公開されません。