吉見由香 公式サイト

朝、遭遇した【ことばによるテロ】への怒りは、まだ消えません。
怒り、じゃないな。ショックと言うか‥。

著作を拝読していたジャーナリスト烏賀陽弘道氏が、
たまたまその言葉に関してツイートされていて、
また、私の思いに対するツイートを返してくださり、
ちょっとは収まったけど。

なにか、というと昔の同級生のブログに「マスゴミ」ということばが使われていたのです。
明らかにワタシが読むという前提の場所なんですが。

言葉より、その言葉に込められた負の思いに驚愕をした、というか。

ひったくりにあった時と同じ、邪悪な感覚が身体から消えません。
まぁ、通り魔にあったようなもん。

彼女のその蔑称は、私個人に向けられたものやないし
私もその一員と思ってないだけやろうし。

末端の末端のフリーランスが傷つく事ではないだろう、と自分でも思うけど、悔しい。哀しい。


自分のなかで、時間で薄まるのを待つしかないんだろうか。
個人を見ていない言われない差別を受けた人は、こんな気持ちなんやな。

自分に問う。
自分が今まで、人にこんな思いをさせた事はないだろうか。
せめて人を傷つけずに、邪魔せずに、生きていきたいと思っていたけど、
本当にそうだろうか。

絶対に、カテゴライズされた差別はいけない。
絶対にいけない。

私はことばのプロだ。
絶対に、ことばを武器には使わない。

悔しい。ただただ、悔しい。

四月からの報道の仕事をがんばる原動力にエネルギー変換。

それがなんやねん。全力でやる。何が悪い。
私は、報道も、メディアも、現場も好きだ。仕事が好きだ。

はい、しゅーりょー。