最近、いい作品も駄作と言われる作品も、テレビドラマを全く見ていない為、
よし、観ようと。
へー、全編、オール京都ロケか。
と、思って観ていたのは、フジテレビの火曜9時「鴨、京都へ行く」。
はぁー、懐かしいね。
もちろん、京都の有名処が多数。
いいねー、いいねー。
やっぱり、東京に出てきてよく分かる、京都の良さ。
ストーリーがかなりステレオタイプなのが気にかかるが、それをどうするかが、作り手の腕の見せ所だろーねー。
椎名桔平の絵に描いたようなうさんくささ。コミカルな感じね。
「化粧師」の椎名桔平、かっこよかったなー。あれ、頂点だったな、あたしの中で。今回はどうかなー。
が。しかし。
現代ドラマ初の全般京都ロケもいい。
老舗旅館をそっくり写した、豪華セットもいい。
が、しかぁーし!
出演者陣のエセ京都弁、どうにかなんないかなぁ。
方言指導ついてるよね。きっと。
映画「オカンの嫁入り」の時、主演の大竹しのぶさんと、宮崎あおいちゃんの、素晴らしい大阪弁。
まぁ、あれは、監督のリアリティへのこだわりで、かなり厳密に指導したそうだけど。
細部をおろそかにしたらだめ。
美学はデティールにあらわれる。
とは、物創りの鉄則。らしい。
まぁ、これが映画とドラマの差、と言ってしまえば、そこまでなのかな。
だもんで、ロケ画の京都チックな所をあえて排除して、ストーリーだけ感じたいと、原作探したら、ないのね。
脚本家さんチームの創作みたい。
見始めたもんで、最後まで見よーかね。