Jun 11, 2011

氷室京介GIG at TOKYODOME 「We are down but never give up」

ポスト @ 23:43:39 | ライブ

まさかね。
まさか、生ボウイ(但しひとり)が聞ける日がくるなんて、ね。

今回も、たまたまfm osakaの収録の日に、チケット落選のメールがきて、たまたま、ディレクターがどうにかなるかも、ってな話で。

はぁ。

今朝、バスで大阪から帰ってきたけど、
お昼間、ちょいとある勉強会的なのに参加して、もうその後は、ただの挙動不審者。

チケット.jpg

会場、オトコ率高っ!


15分オシで始まったステージは、オープニングは「Dreamin'」。

一曲目から、大騒ぎですよ。

数え切れない位、ライブのCD聞いて、ライブ(GIGって言わなくちゃいけない?(笑))映像見てたから不思議と違和感がなかった。びっくりするほど。

都合二時間のライブ。

そうくるか的な選曲もはさみつつ、すばらしいの一言。

あれを20年以上前にやってんだよ。

なんかややこしい事一切やってなくて、ストレートで、ポップで。

だからこそ、最高にかっこよくって。
可愛げがあって。
すんなりと、体に心になじむ。


全然、錆びてない。

回顧オンリーでもない。

「Longer than forever」から「memory」の流れとか、キュンとくるね。
すっごい意味深なラブソングじゃない?
今聞くと。

「PLASTIC BOMB!」なんてさ、アガルとかそんな程度じゃない。

一番聞きたい「Justy」聞けた!

勿論ね、このギターは布袋さんやないと、とかはあるんですよ。

ソロも、コーラスも特徴的やし。
でも、みんな、映像を脳内変換してたはず。

(サポート各氏、ごめん。うぉ、本田毅!!PERSONZ!Fring toritone!)


唯一入ったラス前のMCでも、(アルコールやなくて、インターバルのラストって思いたい)「7月に友達がここでやるみたいなんで」って。

これ、あの人の事よね!ね!ね!「友だち」って言った!

オリジナルメンバーの話をしてたし。

なんか、真意は置いといても、その言葉だけでも嬉しいな。


このライブのニュースを聞いた時は、正直、違和感があった。

復活してほしいバンド
かつ、
絶対復活しないバンド、
共にNo.1やったから。


やるんやったら、オリジナルやないと意味ない、って思ってたし。


でも、最後の一曲「No N.Y.」を歌い上げて、
アンコールなしに、被災地の映像と共に、エンドロールが流れた。

私たちが、今、ここで、これを聞いている、
この熱狂の「意味」を思い出した。

地震があったから、今、この場所がある。

忘れちゃいけない。
絶対に、忘れちゃいけない。


最近は氷室京介名義のライブでも、ボウイの曲をやってたらしいけど、 全曲ボウイって、彼ができうる最高のファンサービスって考えたのかもしれない。

もしかしたら、震災がなければ、有り得ない事だったかも。

それを決意・決行させる程、大きな大きな出来事だったんだ。



なんで、ボウイが解散したのかなんて、正直どうでもいい。

バンドってややこしいし。
奇跡的なバランスで成り立ってるし。 みんなわがままだし(笑)

コインロッカーベイビーズだし。

松井恒松さんが、あの日見に来てたらしく「あの曲を歌う彼は、ただただ、かっこよかった。変わらずにかっこよかった」とコメントを出していたけど、
それを見たら、なんかすっきりした。

バンドの楽曲の著作権は誰に所属するのかって問題はおいといて、
今、氷室京介がやりたい音楽を、やりたいメンバーでやっただけ、だって。
仲良しクラブでもないし、
表現者として、欲しい音を、その音を出せる人とつくっただけ。

時は進んでる。



そりゃ、声かけて、(もし100%無理でも)みんな集まってお祭り的に打ち上げるのも良かったかも知れないけど、
そこは、わかんない(笑)

もし、誰かがやりたくない、っていったら、悪者になるし。ロックファンの総スカン、総攻撃。

人間性とか性格の問題だしね。好み、思考、考え方。


氷室さんも、布袋さんも、もしかしたら、昔の恋人に会いたくないタイプなのかも。



何に対しても「ジャーナリスト」にはなれないところが私の悪い癖で、 好意的に見すぎかも、知れない。


でも、批判や噂や真相はどうでもよくって、

私がずっと願い続けていた、
というか叶うはずもないから願うことさえしなかった、ボウイの曲を聞きたい、あのメロディーを浴びたい、って思ってた事が、現実になった事。


で、私はとても楽しかったし、
人生の宝モノの記憶が増えた。


それ以外の何がいる?


忘れちゃいけない事を受け止めつつ、
青春時代のあたしに、この感動を伝えたい。


でもね。
やっぱり、夢みたいだったね。

うん。
ヒムロック.jpg

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