Mar 24, 2011

PRAY FOR JAPAN

帰ってきました。

ダイバーの聖地、パラオ。

パラオに行くために、私も、自宅建設中の大変な時期に、ライセンスを取ったようなものです。

今回、こんな時期に、と考えたのですが、
休みだし、パラオの経済も止まるし、首都圏の人口が減るのも手だし、キャンセル料かかるし、

成田空港まで行けたら、行くことにしました。


パラオに着いたら、早速、各ホテルやダイビングサービスのフロント、
日本人が集まるレストラン等には、パラオ日本人協会やパラオダイビング協議会、赤十字社からの募金箱が、設置されていました。


全世界で広がっている、PRAY FOR JAPAN のフレーズに、
世界共通のダイバーのシンボルマークをアレンジしたステッカーを用意して、チャリティー的な動きを展開していました。

何ドル以上寄付して頂いたら、ステッカー、お持ち下さい、と。

尋ねてみたら、これは、パラオのダイビング協議会独自の動きなんだそうです。

デザインして、ステッカー作って、配布して、
「早いですね」と言うと、

「遠くにいてると、これ位しかできませんから」と。

「来てる方も、時期が時期なので、心ぐるしく、ぜひ、こちらでも、協力したいです」と、募金をし、そのステッカーを、トランクに早速貼って帰ってきました。


実際、ホテルでもダイビングサービスでも、キャンセル続出だったそうです。

もちろん、NHKが見られるので情報はリアルタイム。

3000km離れたパラオでも、被災地への祈りが広がっています。


被災地への思いと、自分達ができることを考えながら、
世界最高と言われる海域を、思う存分、潜ってきました。

広がる青い海。

しかし、その底を私たちは知ることはありません。

美しい海。
その反面、今回見せつけられた破壊力。

人間は、タンクを背負い、呼吸をコントロールし、管理された中でしか、海に触れる事はできませんが、

そこを魚は悠々と泳いでいきます。


人間が一番の優位ではない、
自然界の大きさを感じる時間でした。


こんな時期に、と母には怒られましたが、
いろんな意味で貴重な経験でした。


偶然のご縁もパラオでつながり、色々な人達に感謝を深くする旅でした。

おまけ.jpg

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