音楽について。
BOOWY フィルムコンサート
2013年03月26日音楽について。
回顧主義ではなく。
25年前の、BOOWYの解散ライブの映像上映。
中学生の頃、浴びるようにBOOWYを聴いてきた。
一昨年の全編BOOWYの氷室京介のライブも行った。懐かしのナンバーを熱唱、熱唱。
COMPLEXも、もちろん行った。
BOOWYというより、吉川晃司ファンの私は、布袋寅泰と吉川晃司二人の共演に心踊らせた。
年度末の一週間のみの上映の今回。この忙しい時に‥どうしようかな、でも、やっぱり、いっとかないと、三つ揃えたいもんねー、と、何となく義務感で足を運んだ、今回のフィルムコンサートだった。
最後の最後。
ドリーミングの前。
アンコールのMC。
四人で四人でしか出来ない音楽をやってきました。
これからは、四人でしか出来ない音楽をやってきたように、
一人一人で、自分たちにしか出来ない音楽をやっていこうと思います。
25年経った今。
どうだ?
みんなそれぞれ舞台のちがいはあるにせよ、それぞれの音楽を奏でている。
彼らの表情に見て取れるように、自ら築き上げて来たものを、壊したり、辞めたり、離れたりする事はとてもつらい。
身を切られるような思いだ。
しかし、目の前には大きな未来が開けている。
今以上はないかもしれない、なんて誰が決めた?
目の前に広がる大海原に、のまれてしまうのも、荒波を越え、新たな地平に辿り着くのも、本人の意思と勇気次第。
身を以て、それを、希望と勇気を示してくれた、すばらしい先輩達。
さぁ、どうする?
大海を恐るな。
そんなメッセージを感じながらの二時間だった。
番外編)
しかし、ギターリスト・フェチな私。
ギターリストと結婚しなくて、本当に良かった、なんて思いながら。
里アンナさん
2012年08月31日音楽について。
私の両親は、奄美大島の出身です。
奄美大島といえば、最近でこそ、元ちとせ、中孝介、カサリンチュ、我那覇美奈など、多くの歌手が出てきて、歌の島として有名になりましたが、
その昔は、薩摩からの圧政、アメリカ占領を経て、それはそれは、極貧の島、だったそうです。
だから、さとうきびの畑仕事をしながら、大島紬を織りながらの唯一の娯楽が、歌だったそうで、琉球とも違う、切ない曲調の奄美の島唄が発達しました。
おじさんが、島唄の有名な唄者(うたしゃ)だったり、父が三味線をひいていたりで、島唄は身近な存在だったのですが、痛すぎて最近迄、まともに聞くことはありませんでした。
師匠の杉村太郎さんが、奄美を訪れたとき、島唄を聞き、「壮絶だよね」と語られていました。
そんなこともあって、最近では、わりに聞くんですが‥…。
島唄の有名な唄者 里アンナさん。
今回のオーディションで「レ・ミゼラブル」のフォンティーヌ役に合格されたそうです。
素晴らしいです。
島唄の持つ、壮絶さ、悲壮感、切なさをベースにしたフォンティーヌ。
素晴らしくない訳、ないです。
今までのどんなフォンティーヌとも違った、アンナ・フォンティーヌ。
絶対、里さんの回に行こう。
しかし、どうしてわが家に、唄の才能が発露しなかったのか、、、、これが本当に悔やまれる。
生まれ変わったらでいいから、唄の島 奄美大島を自慢できる様な、唄の才能を神さま、お願いします。
ただ、一点だけ。
島唄の特徴は、裏声なんです。
裏声は、エモーショナル。感情をダイレクトに揺さぶります。
私も、換声点ぎりぎりで話すくせがあるので、これは奄美の特徴といえるかもしれません。
母親の発声をずっと聞いているからね。
アナウンサーには禁じ手の発声で、すごくコンプレックスでしたが、今では、とても気に入っています。
あ。
里さんのリンク。
里アンナ 公式ブログ
http://www.pacificmoon.com/anna/
唄も聴けます。
鳥肌ものです。
ライブ、行きたいな。