仕事を終えて、ちょっと思う事があって、有楽町のおされカフェで考え事。

以下、考えた事の覚え書き。
ラジオって「距離」の取り方が重要だと思うのね。
「個」 対「個」になってはいけないと思う。これは「パーソナリティ」対「パーソナリティ」もそうだし、「パーソナリティ」対「リスナー」もそう。
ラジオって、テレビより個人的なメディアであるから、スタジオはリスナーと個人的な関係を結ぶべき、と反論がきそうだが、
それとこれとは、なんだろう、意味合いが違うの。

どちらの関係も、ガップリオツに組んじゃだめってこと。
スタジオ内で、演者同士の関係で言うと、ガッツリ組んじゃうと、「リスナー」を置いてきぼりにしているってこと。
演者とリスナーが個人的な関係を結んじゃうと、「それ以外のリスナー」が入れない、ってこと。
「あなた」に語りかけるメディアではあるんだけれども、あくまで「公共空間」、マスメディアだと言う事を忘れない事。
“プロ・インタビュアー”吉田豪さんが話す「読者に突っ込むスキを与える」と同じ感覚かな?

個人的な事を、どうパブリックに共有できるよう広げるか。
パブリックな事を、いかに個人的経験として共有できるよう落とし込むのか。
突き詰めれば、シンプルなこの二つ。

今、毎日、OAにのっている身としては、常に頭の片隅にリスナーの存在を書き込んで、話す様、心掛けています。
今日は、番組の事でとてもショックな事があって、しばらく落ち込んでましたが、自分がそうしていること、逆にそうしないことは、この考えからだ、と結論がでました。
頭の整理ができました。
逆に、考える機会を与えてくれてありがとう。