朝、起きたら、大変な事がおきていた。

 

普段は、夜メールや電話で起こされたくないので、携帯を機内モードにして寝ているんだけども、昨夜に限って忘れていた。

確かに、夜中にTwitter関連のメールが、尋常でない量、きていた。

 

原因は‥…ラジオで、メッセージが読まれたのだ。

TBSラジオ 「JUNK 爆笑問題カーボーイ」。

 

この日のテーマは「よその局で読まれました」。

実は、局アナ時代、何気なく他局へだしたメッセージが誤って本名がOAで読まれてしまい、会社に叱られたというエピソード。

現在、RFラジオ日本で「ミネスタ」をやってるので、これも“よそで読まれたことになるなー”なんて思いながら。

「JUNK」は深い時間なもんで、10月からはもちろんオンタイムで聞けず、その日その時間は翌朝の5時起きに備え、ぐーぐー寝てました。

 

まだ同録聞いてないので、何とも言えないのですが、どうやらOAで、ちゃんと番組名も仰って下さったみたいで、

「ミネスタ」には、多くの「爆笑問題、聞きましたー!」というメッセージが!(感謝!!)しかも全国から!

 

爆笑問題さんが「うちの番組も言ってくれないかなー」って仰っていた、なんていう情報を頂き、峰さんの許可を頂いて、オープニングで、この話をさせて頂きました。

(まあ、爆問さんの番組は、人気のおばけ番組ですが。。。)

 

同業者なもので「なにやってんの!」と言われるかも知れませんが。

それがなにか?

 

ラジオはリスナーからのお便りは生命線です。

制作者として、おもしろいネタは提供したい。盛り上げたい。

 

ラジオって、小さなパイを小さな世界で奪い合ってても仕方ない、と常々思っています。番組のモンクや誹謗中傷、ネットでの罵倒。

なんじゃ、そりゃ。

非ラジオリスナーがそういった、業界や(一部の)現リスナーの姿勢をみて、どんどん離れていってしまっているんです。

ラジオが好きなら、盛り上げたい。

 

爆問さんも仰っていたらしいですが、私は、ラジオが好きです。

 

ラジオの原体験は、母親。

奄美大島出身の母は、自宅で大島紬を織りながら、ずーっとラジオを聞いていました。(恐らく、MBS毎日放送)

学校から帰ると、必ずラジオがかかっていました。

ラジオは生活の必需品でした。

青春時代は、MBS毎日放送のヤンタンを聞き(さんまさんとかダウンタウンさんとか)、

高校時代にFM802が開局し、流れてくる最新の音楽に大騒ぎしました。

ラジオが身近にありすぎて、自然とその中に入りたい、入れるんだ、と思い込んでいました。

大学時代、ラジオの選抜高校野球のリポーターのオーディションに合格し、初めてラジオに声がのりました。

アナウンサーを目指した就職試験では、ラジオ・テレビ兼営局にこだわりました。

フリーになった後も、「ギャラ安いのになんで?」とか言われながらも「ラジオをやりたい」と言い続けてきました。

 

ラジオが好きなんです。

確かに、ギャラは安いし(笑)地味だけど、誰がなんと言おうとも、ラジオが好きです。

 

例えば、いわゆるアナウンサーさんて、見とれるほどの美人さんだったり、とてもスタイルがよかったり、頭がとてもよく、舌鋒鋭く、インタビューなんかで切り込んだり、帰国子女とかですごいクラス感をもってたり。

芸人さんだったら、抱腹絶倒トークができたり、なんですが、私は、“ただのラジオ好き“です。

ただのラジオ好きが、ラジオ愛が高じて、ラジオの中に入り、プロとしてラジオの中で生きていく、と決心しただけ。

ラジオをきいてらっしゃるリスナーさんと、基本おんなじです。

 

 

メディアは(ラジオは特に)、聞いて下さっている人の半歩先、もしくは同調くらいでいいのかもしれない、と思っています。

最先端を行くべきという時代は、もう終わりました。

 

いろいろな面から、ネット全盛の今だからこそ、ラジオの特性が、生きてくるのでは、と思っています。

 

私にとって、今のラジオスターは、久米宏さん、安住紳一郎さん、爆笑問題さん、伊集院光さん。

 

もちろん、大先輩方の足下にも及びませんが、ラジオ界で生きているものとして、ラジオ愛を忘れず、地道に頑張っていくつもりです。

でも、爆笑問題さんに採用されたなんて、誇りだなー。

一生の宝物にしよう。

ラジオをお聞きの皆さん、メッセージ読まれると嬉しいですね!

この気持ちを忘れず、リスナーさんを大切に、明日もスタジオに入ります。