回顧主義ではなく。
25年前の、BOOWYの解散ライブの映像上映。
中学生の頃、浴びるようにBOOWYを聴いてきた。
一昨年の全編BOOWYの氷室京介のライブも行った。懐かしのナンバーを熱唱、熱唱。
COMPLEXも、もちろん行った。
BOOWYというより、吉川晃司ファンの私は、布袋寅泰と吉川晃司二人の共演に心踊らせた。
年度末の一週間のみの上映の今回。この忙しい時に‥どうしようかな、でも、やっぱり、いっとかないと、三つ揃えたいもんねー、と、何となく義務感で足を運んだ、今回のフィルムコンサートだった。
最後の最後。
ドリーミングの前。
アンコールのMC。
四人で四人でしか出来ない音楽をやってきました。
これからは、四人でしか出来ない音楽をやってきたように、
一人一人で、自分たちにしか出来ない音楽をやっていこうと思います。
25年経った今。
どうだ?
みんなそれぞれ舞台のちがいはあるにせよ、それぞれの音楽を奏でている。
彼らの表情に見て取れるように、自ら築き上げて来たものを、壊したり、辞めたり、離れたりする事はとてもつらい。
身を切られるような思いだ。
しかし、目の前には大きな未来が開けている。
今以上はないかもしれない、なんて誰が決めた?
目の前に広がる大海原に、のまれてしまうのも、荒波を越え、新たな地平に辿り着くのも、本人の意思と勇気次第。
身を以て、それを、希望と勇気を示してくれた、すばらしい先輩達。
さぁ、どうする?
大海を恐るな。
そんなメッセージを感じながらの二時間だった。
番外編)
しかし、ギターリスト・フェチな私。
ギターリストと結婚しなくて、本当に良かった、なんて思いながら。